http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000087-sph-soccより
オシム監督が“後継指名”を行う。日本サッカー協会は19日、脳梗塞(こうそく)で千葉・浦安市の順天堂浦安病院に入院中の日本代表イビチャ・オシム監督(66)の病状について「第1の山場を乗り越えた」という医師団の所見を明かした。また、オシム監督の意識回復を待ち、名将の意見を尊重した上で今後の代表強化の方針を固める考えであることが分かった。オシム監督自らが現場復帰が難しいと判断した場合、後任監督についても意見を求めることになりそうだ。
16日未明にオシム監督が倒れてから、闇に入った日本代表の“未来”が、ようやく、見えてきた。日本協会を通じて発表された医師団の所見は、18日の「第1の大きな山場を乗り越えつつあります」から「第1の大きな山場を乗り越え(中略)回復に向かって前進しています」に変わった。日本協会の川淵三郎キャプテン(70)は「命を取り留め、いい方向に向かっていくものだと信じます」と言葉に力を込めた。
オシム監督は依然、意識がない状態だが、生命の危機は脱出したことで、日本代表も再び動き始める。2010年南アフリカW杯アジア3次予選初戦(来年2月6日)まで、すでに3か月を切っている。日本協会・田嶋幸三専務理事(49)は「オシム監督が早く元気になってほしい」と話した上で、今後の強化方針について「危機管理として、どこかで考えなければならない」と語った。
関係者の話を総合すると、日本代表の今後については、名将の意見を最大限に尊重する方針を固めたという。「日本サッカーのために働き、日本サッカーのために倒れてしまったオシム監督の考えを、まず聞くことは当然です」と関係者。意識が回復し、意思疎通ができる段階になったとき、日本協会技術委員会が意見を交換するという。
現実問題として、66歳の指揮官が現場復帰することは非常に難しい。勇退する場合も、まずオシム監督自身の決断を待つことになる。最終的に監督交代が決まった場合、オシム・サッカーを継承できる人物の推薦も要請する考えという。思慮深い名将が“後継指名”という独断的な役割を行うか、極めて微妙だが、今後の日本代表の方向性について全権を委任することは間違いない。
今週のサッカーワールドカップのランキング!!



